ゑびす本廛(ほんてん)の名前の由来
祖父が大阪で修行し、独立する決心でお参りしたのが堀川戎(ゑびす)神社、そして肉屋になると決めて神田三崎町肉屋で修行したそのお店の名前が「ゑびす」でした。
神田に店用の土地を購入し、その氏神様神田明神にも「ゑびすさま」が祭られており、商売繁盛、福を届けるという「ゑびすさま」と三つもご縁があったことから、自分の名前を上につけて社名を「丸正ゑびす」としました。
本廛(ほんてん)というのは絶対支店を出してみせるという意気込みから店名を「ゑびす本廛(ほんてん)」と名付けました。
1968年に念願の支店を淡路町に出すことが出来ましたが、後に都市再開発で高層ビル建設のため閉店し、本店に統合しました。
ゑびす本廛(ほんてん)の歴史
広島の農家に生まれた祖父、正が独立を夢に修行し、肉を専門に扱うお店を開業しました。
創業は昭和四年、厳しい時代「どうせダメになるのであれば、この日本の中心神田のまん真ん中で前のめりになって倒れてやりたい」そんな祖父の覚悟と想いを胸に、親子三代に渡り肉を中心にここまで商売を続けて参りました。それが今日の丸正ゑびす、ゑびす本廛(ほんてん)です。
食肉卸、巻狩焼き、お狩場焼、すき焼き割烹、肉惣菜、焼肉・・・と常に『肉』と関わってもうすぐ神田で1世紀を迎えるお店です。
『ボロ服着ても一国一城の主になれ! しっかりやれ!』と創業者正の言葉を念頭におき、形は変わりましたが、美味しく安全なお肉をたくさんの笑顔と福をお客様に毎日お届け出来るよう社員一同精進しています。
1930年 | ゑびす開業。 食肉卸、すき焼き割烹、巻狩焼き、お狩場焼き、惣菜 |
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1964年 | 株式会社丸正ゑびす、丸正企業株式会社、丸正商事株式会社設立。 食肉卸、食肉小売、すき焼き、お狩場焼き、巻狩焼き、洋食、中華、惣菜 |
1968年 | 淡路町に支店開業。 後に都市再開発のため本店に統合。 |
2000年 | 焼肉屋開業、今日に至る。 |